[単行本] イダタツヒコ ≫ 誰かがカッコゥと啼く 
2008
1巻感想はこちら。
俺的「2007年の10作」3位の作品であり、本領発揮はここから。
……えー、分量としてまとまってきたので、粗筋紹介。
作馬先生は小学校教師。
でも子供が怖い。何を考えているのかわからない。クラスに登校拒否児が居る。
彼の班のメンバー(結花里)の申し出で、班の子供と一緒に家へ様子を見に行くことになった。家を訪ね、部屋の前まで辿りついたとき、静止する間もなく結花里が部屋のドアを激しく叩いてこう云った。
「返事ぐらいしなさいよ! あんたも『魔王』の一人でしょ!」
……え?パンと音がした。
一瞬スタンガンが見えた。
意識が暗転した。意識を取り戻し、視界を取り戻したとき、自分の身体が解剖されていることに気が付いた。
悲鳴を上げた。
そこで目が覚めた。
場所は保健室だった。覚束ない足取りで廊下へ出ると、奇妙な格好をした子供(生徒?)に遭遇した。次の瞬間、襲われた。
必死に逃げた。
校庭へ出た。校舎を見上げた。
生徒がみんな、みんな、こちらを見ていた。
学校の敷地の外まで逃げた。
街には人が居なかった。
一息ついて空を見上げた。月が大きかった。
とても大きかった。……この世界は、僕の知っている世界じゃない。
ある程度伝わるかなぁ??(こういうのは普通に筆力が問われるので向いてないのだがw)
ここまで連載の1話分の95%ぐらい。
……だったら1巻の時に書いとけって話ですか。
で散々酷い目にあった挙句、それがそもそも自分の行動に起因しているということを突き付けられたところまでが1巻。
2巻では勢力図が明確になり、作馬先生はますます酷い目にあい、世界はどんどんおかしくなっていきます。……謎はどんどん明かされているのに、同じかそれ以上の勢いで、混迷の度は増していきます。
……まぁ、何だ。凄いよ。
誰かがカッコゥと啼く 2 (2) (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:イダ タツヒコ
出版社:小学館( 2008-01-18 )
定価:¥ 560
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4091571204
ISBN-13 : 9784091571205



