※このエントリ中では「感想」も「レビュー」も区別していません。
「作品をインプットとして俺がアウトプットするもの」ぐらいの理解で良いです。

 一言で云うとそれは(綺麗な表現をすると)「放っておいたら埋もれかねない『その作品』を掬い上げて多少なりとも光が当たるようにしたい」ということであり、(より実質的な表現をすると)「俺が好きな作品をPushすることによって『俺と似たような趣味の人』がその作品を手に取れるようにしたい」という話です。
 後者について言葉を付け足すと、それによって「売上が増える」「アンケートが良くなる」等のプラスの効果があることを期待している(信じている)ということであり、その「プラスの効果」によって作品が打ち切られたりせず続いてほしいということであり、あるいは別のフォロワが出てきて「似たような作品群」を形成することを期待する、ということです。

 実現可能性とかは置いといて、意図の話としてね。
 つまりは100パー自分のためであり、そこでは作者の都合すら必ずしも重要ではないのです。

 で。

 て、ことは、「その作品を知らない人」に「作品に興味を持たせ、手に取らせ、出来れば買わせる」ことが(とりあえずの)目的になる訳です。
 普通に広報部のお仕事ですね。仕事じゃないけど。

 ……軽く書いたけどさぁ、それ無茶苦茶難しい訳ですよ
 モノは漫画でしょ。一番手っ取り早い広報手段は全頁スキャンしてぶん撒くことだけど、法律に引っかかる以前に(「以前」だ)、タダで読ませて満足させたら金にならないから意味がないのですよ。
 あくまでも「最後の一歩」は、見ている人に超えてもらう必要がある。(AIDMAのAIDでAISASのAISが目標、と云えるかも)
 でも、モノは漫画でしょ。どれだけ言葉を費やしても、漫画(映像作品)の魅力を文字だけで表現するというのは、そもそも発端からして無茶な話なのですよ。
 どうすんのよ、と。

 で俺が取った方策が、「俺のキャラを立てること」なのね。
「俺」の言動・行動パターンを戯画化して、「俺」あるいは「俺が『その作品』をどう評価するか」に興味を持てる/持つように仕立てて(characteristic、もキャラですな)、そして「俺が薦めるんだから」が興味を持つ理由になるようにする。
(絵が書けるなら絵を添えるというのもアリだし、社会的ステータスがあるならそれを前面に出すというのもアリでしょうが、とりあえず俺にはどっちもないので、中の人が過剰に出張っているって話ですよ)

 従来から俺俺云ってますが、それはそもそも論的には上記のような理由によるのです、というお話でした。

 この先、補習。

 でさあ、nadegataさんよう

現時点ですでにやや冗長すぎる語り口含めてかなり面白いんだけど、これがちゃんと話まとまんのかっていうとイダ先生はそこら辺の信頼が薄い。なぜかというとゴルディア・・・ゲフンゲフン・・・

 信頼が厚い人はPushしなくても良くね?
 俺的には第二のゴルディアス化とか、全然余裕で想像出来るのですが。
「全力で描いた結果尻すぼみでした」なら諦めも付くけど、「全力で描く間もなく切られました」なんてのは、もう全く看過できねー訳で。
 面白いと思っていて、かつ先行きが不安なら、それはゲフンゲフン云ってる場合じゃなくて騒ぐべきタイミングだと思うぜ?

誰かがカッコゥと啼く 1 (1) (サンデーGXコミックス)

著者/訳者:イダ タツヒコ

出版社:小学館( 2007-06-19 )

定価:¥ 560

コミック ( ページ )

ISBN-10 : 409157095X

ISBN-13 : 9784091570956


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