[単行本] 森達也 ≫ 死刑 
2008
ベン・トーとさくらシュトラッセとこれがパラレルに並んじゃうところが俺クオリティw
(期間としては3週間ぐらいかけて読んでます。今日3つ並んだのに他意はないです)
……えー、面白い話でもないし、そもそもこの本については「レビューすることに(直接の)意味はない」1 というのが俺の理解なので、手短にいきますよ。
俺は基本的には(逃げだなぁ)死刑廃止論者で、麻原だろうが宅間だろうが死刑は駄目、という態度だったんですが、読んで考えているうちに、微妙に「アリなのかなぁ」に傾いてきました。
いや、「悪人はジャンジャン吊るせ」ってんでは勿論なくて、自衛隊みたいなもんで、「量刑のひとつとして死刑は存在するが、死刑判決が出ない」という状態が良いのかなぁ、と。
あるいは「量刑のひとつとして死刑は存在し、死刑判決も出るが、執行はされない」でも。
(その上で本当にどうにもならん奴は、吊るすしかないのかなー、とも)
「死刑制度があって死刑判決が出ないこと」「死刑が確定していて執行されないこと」は、単に刑期を終身刑にすれば置き換えられるような単純な問題じゃないのかなー、と。
細かい事情とかは、別に要らんでしょ?
で、結論として配置でも存知でも良い(仕方ない)んだけど、結論がどちらであれ、死刑が隠蔽されて、不可視化されて、ということは「殺す主体」が隠蔽されて不可視化されて、そして/にもかかわらず死刑が執行されるという状況は、あまり健康的ではないよね。
一番駄目なのは、知ろうとせず、「知ろうとしていないこと」にすら目を向けないこと、なんだろうとは思ったけど、でもなぁ。
うーん。
著者/訳者:森達也
出版社:朝日出版社( 2008-01-10 )
定価:¥ 1,680
単行本 ( 328 ページ )
ISBN-10 : 4255004129
ISBN-13 : 9784255004129
- 本じゃあなくて死刑について、知ること・考えることに、意味がある、んだと思う。 [↩]



