はいチベットの件、特に「ダライ・ラマ、「チベット情勢悪化なら引退」の件ですが。
※真面目な解説が見たい人はNHK解説員ブログでも見てください。
考えるべき勢力というのはざっくり4つあって、
1) 中国政府
2) 僧侶(その他、デモ参加者)
3) チベット亡命政府/ダライ・ラマ
4) それ以外の国
です。で、外国はどうやっても役割が事後的になるので話は後回し。
まず1~3まで。
中国政府の発表に乗ると「3が2を扇動して暴動を起こさせた」って話なんですが、無理だろ、というか話が合わないだろ、それ。だって2は「独立強硬派」、3は「そこまでしなくても」(亡命政府)、「独立とか無理なんで、自治で」(ダライ)だしょ。どう好意的に捉えても筋が通らない。
扇動したと云うか、逆で、「抑えが効かなくなって暴走した」と見た方がまだしも妥当なはず。
ほいで、ダライ・ラマは(日本でいう天皇みたいな)象徴とか旗印としての役割がでかくて、だから亡命政府が政治的に利用(共闘と云い換えてもいいけど)しているんだと理解しているのだけど、そういう状況でダライが抜けたらどうなるかな。
……ん、まぁどうにもならんわな。「ちょっとしたジェノサイド」が「大規模なジェノサイド」になるかどうかという話かな。
であの、チベットは向こう側にインドがあって問題が拗れてくるところなんですが、それは実はどうでも良くて、中国はこっち側に日本があって、中東よりも他人事度が低いんですよね。
……他人事して見てられたら気楽なんだけど。1
中国はもう引く気全くなしだから、自制を促すでも力づくで止めるでも、多少なりと穏便に話が収まるにはもう4しかないんだよねぇ。
政治的にか経済的にか知らんけど。
日本の政治家は中国とパイプある奴少なくないだろうに、何か云えないもんなんすかね。
……他、本文中に盛り込めなかった関連記事。(色々見た中から厳選)
日本政府はチベット問題を「どっちもどっち」扱いするな
中国の非道、アメリカの罪 - シートン俗物記
ダライ・ラマの亡命政府? - 思いて学ばざれば
- 日本に関係しなかったらどうなっても良いのか、ってのはまた別の話。念のため。 [↩]


