「つまんない問題」について、逆に考えるんだの話。 
2008
さて、前のエントリ(機工魔術士)で触れた話をちょっと膨らませますよ、と。
つまりはまぁ「つまんない」と云うべきか問題、なんですが、ここで卓袱台チェス盤を引っくり返したいと思います。
面白いと思った漫画に「面白かった」と書く必要はない。
これ。
……あ、「必要」という言葉は元記事に合わせただけなので深い意味はないです。
「褒めれば良いってもんじゃねぇ」ってのが趣旨。
何でも良いんだけど、固有名挙げていきましょう。(「評判の良い作品」なのでやり易いw)
例えばワンピースとか? ハチワンダイバー? ハガレンとかそれ町とかでも良いかな?
それらの作者がさ、「貴方の漫画を読みました。面白かったです」と文字通りこういう言葉を掛けられたとして、喜ぶかな?
いやまぁ、露骨に嫌な顔をされることはないでしょうよ。しかし、概ね何処行っても評判の良い作品であり、ということは作者だって褒められ慣れてる訳であり、そんなところに今更「面白かった」と云われても、社交辞令で愛想笑い返すぐらいがせいぜいでしょうよ。(「お前に言われんでも分かっとる」みたいな。ちょっと違うか)
勿論「俺が面白いと云えば相手は喜ぶに違いない」という程度には自分の価値を高く見積もっていて、実際にどう受け止められているかについては興味がないというのであれば、後はお好きなように、ですけれども。
褒められ慣れてる作品・作者に、更に肯定的な言葉を重ねて、それが(ちょっとぐらいは)意味を持つことを期待したい、というのであれば、(あなた/私が)「実際にどう読んだか」を語るしかない。具体的にです。一般化/抽象化すると、誰が云っても同じになります。ここでは徹底して一般化/抽象化を拒否/忌避/回避するしかない。
的外れとか、作者の意図と違うとか、当然あるでしょう。
で?
「読む」ってのはそもそもそういうことでしょう。大体からしてそもそも正解なんか、「的」なんか、ないっつーの。
「どう読んだか」が伝わるように書ければ、それ以外に何があるんだ?12
■関連
・(前の記事から続き)
記事タイトルは良く考えて書いたほうが良い >俺 あとgood_hopeどこ行った。
- ちょっと前に書いたハチワンダイバーの感想がそんな感じだったので参考までに。非常にどうでも良いw [↩]
- 「要素は好きじゃないんだけど作品の総体は好き」という評価になる作品も当然あり得る。理屈で全部割り切れるわけじゃないし、だから良い。だろ? [↩]


