機工魔術士10巻の感想のために1巻から読み返してみたら、実は当初から凄かったのかもしれないと思えてきた件について。
で、読みつつ感想とか追記していきます。
6巻まで来ました。
いやこれ本当ごめんなさいだわ。「優香姉萌え~~」ってな表面の印象が強すぎて全然見えてませんでしたが、1巻からずーっとずーっと一貫した&メッセージ性の強い内容ですよ。(極めて俺好みな方向で)
機工魔術士以前の河内和泉にも興味出てきてしまいましたどうしましょう???(知らねぇよ)
途中WBCなどを挟みつつ6時間ぐらいかけて10巻まで通読。何やってんの俺。
……ええとね、メルクーリオ編以降で話のテンションが変わったように見えるのは、メルクーリオ編以降はスカエロコメ(通じるのかこの言葉)の皮が脱げて「話の本筋」が剥き出しになっているからというだけで、話自体は1巻からずーっと一貫してます。要するにハルヒコの「意思」「決断」「選択」「覚悟」、そういったものがずーっと問われ続けている。
モノを作る時に依るところはひとつ 自分の中の倫理
倫理はわかるか? 自戒と善行と信念…… 踏み外すなっつーことだな
それが俺ら機工魔術士のルールだ
例えば上記は1巻P151。その時点からこんなにあからさまにそれが問われている。
その後の修学旅行編(4-5巻)は、今ここでは流れ的にぶっちゃけどうかと思うけど、その後6巻P34、もっと強くならなきゃ、と思ったところで云われた台詞が以下。
判断が鈍いっつーか……お前判断してねーんだ どっちにさっと避けるのすらだ
オレが速いと思うのはオレの判断についてきてないだけ
ためらってる時間も長ぇよ……手遅れになるぞ
この時点ではそんな風には全然見てませんでしたが、後から読み返してみるとなんかグサグサくるというか河内和泉キッツー、というか。
そこら編はユウカナリアが馬鹿やってるお陰であんまり派手な印象はなく埋もれていくのですが、メルクーリオ編ではある特定のシーンがどうってんじゃなくてそんな場面ばっかで、話を無理やりコメディ方面に持っていくユウカナリアのボケすら、9巻P109で封じられている。そりゃ重くもなるわな。
……って一回思ってしまうと、河内和泉凄いなぁとしかもう思えなくて。「そういう見方」をするとこれだけ重くなる話を、あんだけ軽いノリのコメディに仕立てちゃう訳ですよ?
で10巻。
ハルヒコの比較対象として凄く条件的に釣り合いの取れた(でいて相違点も大きい)ホクトが登場。
ええまぁ10巻では登場だけって云ってもいいですけどね、この期に及んでアッパラパーな展開とか有り得ねぇしさ、なんかもう(特に連載の方)、褒め言葉として「ヤな予感」でいっぱいです。
……がー。(スタックオーバーフロー)
というか多分今、ダンフールやら理解と共感やら2.0やら何やらでだいぶ打たれ弱くなってんよなぁ俺……。